ローブス&コンフェクションズ オム(robes&confections HOMME)は、2022-23年秋冬コレクションを発表した。 “力強さ”を舵取りに 一見して華やかで、フォルムは柔らかく、着心地が良い。“上質”であることを裏付ける要素の詰まったコレクションであることに違いはないが、その“上質さ”を追求する過程には「強さ」を求め、振り切っていく膨大なエネルギーが凝縮されている。 クリエーションに向かう前向きさを保つ一方で、不安定に揺らぐ世界の中で生じる怒りや不安さえも創作の原動力へと還元しようと努める姿勢が、今季のコレクションには反映されている。不安定な時代にあっても迷わないための「強さ」を舵取りに、前に進んでいく推進力を、それぞれのピースに落とし込んだ。 鮮烈で無機質なデジタルプリント ひんやりとした温度のネオンカラーが、緻密に描き込まれた幾何学模様のセットアップを彩る。浮かび上がるように鮮烈だが、デジタル処理を経由した転写プリントは手描きの滲みや歪みを全て平坦にし、静かで無機質な表情へと変化させる。